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謎の女料理人 再び [食べる]

またまた行ってしまいました
千日前の不思議空間『煮たり焼いたり』

(前回は6月11日付 http://puki-pura.blog.so-net.ne.jp/2010-06-11

6時過ぎに予約して到着、
メインを頂いて締めのリゾットまで今回もやっぱり4時間、
店を出たのは殆ど11時。

前の日記の繰り返しになるけど、
謎の(?)女料理人が一人でやっていて、
一人でやってるのに凝ったものを出すので
料理もドリンクも出てくるのが異様に遅い。

料理だけでなく、実はドリンクにも凝ってる。
生ビールは決まったビアグラスに
泡の分量にまでこだわってじっくりと注ぎ、
ロングばかりとは言ってもカクテルの種類も豊富で
それをリキュールからいちいちきちんと軽量して
完璧な調合をする。

こんな小さいお店なんだから
「ビール」と言えば缶ビールでドン、
「カクテル」と言われても缶やあるいは
業者向けに売られている紙パックのを
トクトクトクっとコップに次いでハイドーゾ、
ってされたところで、
誰も文句言わないだろうに。

一人でこんな使勝手の悪い極狭スペースで、なんもかも「完璧」やってたら、
遅くなって当たり前なんである。

「遅い」と評されることをこの女料理人は
とっても気に病んでいるふうなのだけど、
それじゃあメニューをもっと簡略化して
料理の種類も減らして、
ドリンクも缶やビンのまま出しちゃおう、
という方向には心が動かないのだろう。たぶんね。

そして出されるお料理は、ドリンクも、
とーーっても、すばらしい。

箱の小ささもすごいが
立地条件もすごい、
このお店はしかし、
妙に居心地はよい。
マニアックな料理屋。

今回、「フレンチ?」と訊いてみたら
「家庭料理の延長です。
 どこにも修行に行ったことないですから。」と。

そう、シチューなどはフレンチレストランぽいのだけど、
海鮮のグリルなどはイタリアンぽいよーな。
違いはよくわからねど、いろんなもん出してくれるなあ、とは思う。

とにかく、
素材のエグミとか雑味とかが無い、
「あっさり」と言ってもよい後味なんだけども、
どの料理にもコクがある。
皿によっては濃厚ですらあるのだけども、
不思議と胃にもたれることは無いので、
どうもバター等の脂は極力使われてないのではないかと。

基本のダシ(スープ)は野菜中心だそうで、
「これがフレンチかな?」と、女料理人。
たぶん古典的なコンソメのレシピをイメージしてよいのかと。
手間ヒマと原価のかかるすごいことを
やってそうな気がする。

グリルもいいんだけど、
仕込から手間ヒマかかってるのが見てとれるシチューはここの看板メニューで、
煮込まれた肉は「とろける一歩手前」の絶妙なとこのやつが
サーブされる。

今回頼んだシチューは
佐賀牛のフォン・ド・ヴォーシチュー。

シチューだけでもボリュームあるし、
単品でもよさそうなものだけど、メニューを見たらどうしても
「コース」を頼みたくなる。
いろいろ出してもらって、トータルのお値段お安め。

飲みたい人は最初からボトルやハウスワインのデキャンタなどを注文して
手元に確保しておくとよいです。
 (あ、ボトルワインもお安い気がする。)
グラスが空いてからお願いしても、
彼女の調理の手が空いて、なおかつ気が向いた時(!)しか
相手してもらえないかもなんで。
(いや、純粋に手が足りないだけですが。)

要予約、日・月曜休。
ブイヤベースなど海鮮類を注文したい場合は
予約時に伝えておくのが吉。
「確実によい材料を仕入れておきます」、と。

時間の気になる人は時間の読めないコースはやめて、
アラカルトで1品か2品までが限界かな。
それでなくても「あ、ごめん、電車の時間」と、
コース途中で切り上げてる常連さんふうの方も見かけましたから、
臨機応変に。
20101118煮たり焼いたり-1.jpg

追記:その後、要予約必須に変更されたそうですのでご注意を。

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